夏色キセキフェスティバル
8/29(水)に東京国際フォーラムで開催された夏色キセキフェスティバルに行ってきました。
夏色キセキにはドハマリして、下田にも既に3回足を運んでますが、作中時間軸の最後を締めくくるイベントとして開催され、4年後の後日談を描いた新作映像が公開されるというこの夏色フェスにも当然参加です。
当然・・・と言いつつも、平日開催のため結構悩みはしたのですが、定時に出れば間に合うという事で思いきって行く事にしました。
グッズ関連は目当てにしてたキーホルダーが完売していて残念でしたが、それだけ人が来ている事に安心もしました。
というのも、平日開催の上、チケットも結構ギリギリでも取れたため、客の入りを結構心配していたのです。
でも、会場に入ってみると席はほぼ埋まっており、大体4700人以上はいたのではないかと思います。一安心。
フェスが始まる前の「空気を読め」というステキな注意事項に湧く会場。
実際、最後まで非常に観客のマナーも良く、みんな素晴らしいくらい空気を読んでいました。全員でフェスを成功させようという思いがあったのでしょう。素晴らしいキセキでした。
フェスの流れは、夏色キセキのドラマパート(朗読劇)を挟みつつ、歌を歌うというものでした。
凛子のバアイ、優香のバアイ、紗季のバアイ、夏海のバアイという、最終回の各キャラの心情を描いたドラマパートの出来はとても素晴らしく、常時涙腺決壊。
夏海と優香が背中合わせになるというシーンでは、スクリーンに映し出された寿さんと戸松さんが背中合わせになるよう合成されるという凝りようで、没入感もひとしお。
モノローグに続いて、二人で会話をするという流れで、この時の会話の相手もいつもの夏海/紗季、優香/凛子のペアは避けられ、本編では聞けない内容となっていました。
後から知った話では、神回担当綾奈ゆにこさんと、東鳩でおなじみの高橋龍也さんがシナリオ担当らしく、そのハイクオリティさにも納得。
新作映像くらいしか作品の補完が行われないのでないかと思っていたので、大収穫でした。
尺の関係で切られた部分もあるらしいので、いずれドラマCDなどの形で補完されるといいなあ・・・。
その新作映像も、4年後を描くという事でイメージを崩さないか心配だったのですが、4人とも全くイメージが崩れておらず感動しました。
キャラが一人また一人と出てくるたびに会場から感嘆のどよめきが聞こえてきましたが、最後に夏海が登場した時のどよめきはひときわでした。
見た目も性格も服のセンスもそれほど変わっていないにも関わらず、男の子みたいだった夏海が、すごく女の子になっていました。神のバランスです。
2期が作れる事をほのめかすようなセリフもあり、監督や高橋さんのツイートも2期を作る気まんまんなので、これは是非2期を期待したい所です。
という訳で、みんなBD/DVD買え!(重要)
新しく見る人は神回の4話までは絶対見る事!
4話が気に入れば、きっと最後まで見れるはず!
歌の方はこんな流れ。
夏休みは終わらない(4人)
空飛ぶクジラ(凛子)
Super Diamond Girl(優香)
夏休み(紗季)
青空と自転車(夏海)
夏を越えてキミと(夏海、優香、凛子)
空は晴れてく(紗季)
明日への帰り道(4人)
南風ドラマチック(4人)
Non stop road(4人)
アンコール:Non stop road(4人+観客)
歌の最中はスクリーンに歌い手だけでなくPVのようなものが映し出され、この出来も素晴らしかったです。
歌い手の映像の上にアニメをリアルタイムで合成して映し出したり、技術的にも凝っていました。
各キャラのキャラソンは、各キャラのドラマパートの後に歌われました。まさか「夏休み」が歌われるとはw
凛子のキャラソン(というかカバーソングだけど)は作中でかかったらしいのに聞き覚えがなかったので確認してみたら、会話の背景で流されてたので凄く音量絞られててこりゃ分かんないわ、と。
優香のキャラソンは作中でかかってなかったけど、なかなかに盛り上がる曲でした。BD4巻に付くはずなので楽しみです。
そしてその後に「夏を越えてキミと」→「空は晴れてく」を持ってくる構成がとても素晴らしく・・・。
「夏を越えてキミと」は夏海、優香、凛子が引っ越しする紗季に向けた曲で、「空は晴れてく」はそれに対する紗季の曲。
最終回の補完が行われた後にこの曲を持ってくるのだから、もう泣かざるを得ません。
この構成考えた人は素晴らしい!(というかスフィア自身が考えたらしい!)
作中でもキャラが歌っていた「夏休みは終わらない」と「南風ドラマチック」の二曲は、作中と同じ振り付けで踊られていました。
しかも、スクリーンには作中と同じようなカットから映した映像が。どんだけ凝ってるんだ! カメラさんもかなり練習したんでしょうね・・・。
そして最後は超名曲の「Non stop road」。この曲と「優しさに包まれるように」は夏色キセキの中で群を抜いて名曲な上、とても盛り上がる曲なので、ラストに持ってくるのは納得。
アンコールでは観客と一緒に大合唱で、大盛り上がりの中終了しました。
始まる前は新作映像つきのスフィアライブという感じになるのかなと思っていましたが、蓋を開けてみれば完全に夏色キセキファンのためのステージでした。
途中に挟まれたラジオとのタイアップコーナーすら、内容は夏色キセキや下田に関連したものばかり。
このタイアップコーナーの時以外、4人は「スフィア」でなく「フォースターズ(夏海、紗季、優香、凛子)」としてステージを作り上げていました。
あまりにも作品愛に満ちあふれた素晴らしいステージで、思い出すたびに涙が出ます・・・。無理してでも行って良かった!
早くライブBDが出て欲しいです。また見たい!